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4月になり,人事異動で転勤された医師もいらっしゃると思われます.
ITカルテでは
”ログイン先施設受付の選択” がある画面に
”所属施設の変更の申請” が準備されてています.
このボタンをクリックし,新しい勤務施設を申請すると,新任地の勤務施設を登録してもらえます.この時,追加登録するか,以前の施設を消去する変更にするかをコメントに書き入れれば,追加,あるいは変更が可能です.
お試し下さい.PR -
患者会員,医師会員から
● ITカルテの利用料(患者会費)は無料にならないのか?
現在患者会員は会費制で有料です.ITカルテのデータは会員である限り,継続的に蓄積されていきます.
ITカルテでは,患者会員が会員でなくなった時から一定期間をおいてデータ削除を行うことにしています.完全に無料となれば,患者会員からの退会の連絡が不確実になると考えられるため,会費制にしています.
今後,会費については料金が変更される可能性はあります.
医師会員から
● ITカルテを使うと,患者からの質問に応える義務が生じるのではないか?
これは,医師側の危惧として良く言われることです.
システム利用上の重要な注意事項の中の患者会員向けには,次のような説明がなされています.
”ITKarteのコメント機能は、医師会員に宛てた書き込みもできますが、医師会員が常に回答することを保証するものではありません。また、ITKarteに記録されている患者会員の情報を利用するかどうかは、医師の裁量に委ねられます。”
さらに,患者会員がコメントを記入するときには,毎回以下のような注意が表示されるようになっています.
【注意】ITKarteによるコメント記録は,医師に対する質問を記載することができますが,それに医師が対応することを約束するものではありません.通常,医師が個々のコメントに対応するのは,特別な場合のみです.
● ITカルテにより相談を受けた場合,それに返信した内容について責任を問われるのではないか?
他の医師から相談を受けた医師のコメントした内容が,誤診や不適切な治療であった場合に,返書を書いた医師が訴えられたりする可能性があるのではないか,ということです.
一般に,医師は自分より詳しい専門医や経験年数の多い先輩医師に相談することが良くありますが,これはITカルテがあろうとなかろうと,これまで行われてきたことです.医師から医師へ行われた相談に関しては,通常患者さんに説明を行ったり,治療を実施したりした医師が責任を持つべき事であると考えられます.それは,相談を行なう手段にはよらないと考えられます.
医療従事者がITカルテによる紹介・相談を行なう時には,紹介・相談を入力する時に以下のようなコメントが表示されます.
ITカルテによる紹介・相談において,依頼を受けた医師は,その返信内容に対して責任を持つことを表明しているわけではありません.最終的な結果責任は,直接診療を行った依頼元の医師にあります.
それでも,相談に対して,返信することに心配のある方は,相談を受け付けないようにすることがシステム上可能です.
個人情報確認と変更から,紹介・相談に関する個人情報へと進み,プロフィールの編集の中にある紹介・相談を受け付けないにチェックを入れてください.紹介者からの紹介・相談をシステムが受け付けなくなります. -
ITKarte(ITカルテ)という名前に関して,色々な人から色々なことを言われます.
安直だ.
もう少し凝った名前にすればよかったのに.
良い名前だ.
直ぐにピンとくる.
いかにも日本的な命名だ.
などなど...
このITKarte アイティーカルテという名前が,ついに商標登録されたようです.
とりあえず,これで,ITKarte(ITカルテ)という名前を使い続けても,他の団体や企業に叱られたり,使用中止に追い込まれるたりすることはなさそうですね.
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この度,ITカルテが,病院(750床程度)の電子カルテと接続されました.
これによって,病院カルテシステムからITカルテへデータの移行が簡単にできるようになります.
病院内電子カルテにITカルテも表示され,テキスト記録はお互いにコピペできる状態になりました.
また,採血データは病院内電子カルテからデータ転送でき,テーブルとしてITカルテに格納されるようになりました.
施設内LANである病院内電子カルテのデータを地域連携に持ち出すには,データ入力の簡便性が非常に重要だと思われます.
多くの病院では,様々な電子カルテが使用されていますが,それらがITカルテと接続できれば,医療情報の地域連携は大きく前進すると考えられます. -
ITカルテに「患者プロフィール 」の記録機能が付きました.
日々の診察記録とは別に,一見して患者さんの状態や経過が把握できるように,医師や患者さん自身がまとめたサマリを記載する機能です.
テキストベースで利用者(医師でも患者さん本人でも)が患者さんの状況を逐次書き換えたり,書き足したりする事ができます.
最終編集が何時,誰によってなされたか,も表示されます.
さらに,過去の書き換えに対して10回分の履歴がさかのぼれるようになっています.
重要な情報(診断,手術や,各種治療の記録)が一目で分かるように追加された機能です.これからも少しずつ機能改善が行われる予定です.
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2008年2月2日 かごしま医療セミナー&システム展示会で医用データ共有システムITKarteが紹介されました。
リーフレットから抜粋
鹿児島大学病院では、多くの有人離島と医療過疎地を抱えている鹿児島県の医療を支える人材を育成するために、従来より鹿児島県・医師会等と協力し、地域医療に貢献できる医療人の育成に向けた教育プログラムを展開してきました。
平成17年度より、文部科学省の補助を受け、IT(lnformationTechnology)を活用したプライマリケアへの認識を深める為の教育システムと、専門医への相談を実現するための双方向情報ネットワークシステムの整備を行い、離島へき地医療の支援体制が整いました。離島へき地の医療機関と地域中核病院及び大学病院が安全に情報共有を図る為のツールとして医用データ共有システム「ITKarte」をご採用いただきました。
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2008年 明けましておめでとうございます.
さて,昨年より運営の始まったITカルテですが,新年からITカルテの中にバナー広告を出してくれる企業が現れました.ありがたいことです.
ITカルテの患者会員がログインするページには現在広告はありませんが,医師会員がログインするページには広告が出るようになっています.
ITカルテでは,医師が見るページと,患者さんが見るページの内容は同じですが,ページフレームは別々に準備されているので,ユーザーを区別してコマーシャルが載せられるようになっています.
これから,利用者が増え,さらに広告バナーの依頼がいただけるようになれば,運営基盤も安定するかもしれません.しかし,赤字で営業してくださっている運営会社には,もう少し頑張っていただく必要がありますのでよろしくお願いします.
追記(2008年8月16日)
実は,この記事を書いた2008年1月以降,”バナー広告を出すのは不純である”という主旨のメールをいただきました.しかし,ITカルテは患者会員に安い料金でユビキタスカルテを提供し,そのサービスを永続させることを目標にしています.実際問題として,会員一人あたり月額500円くらいでは,サービスを継続することはできません.ご理解いただきたいと思います.