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ITKarte (ITカルテ)

医療情報,医用データの患者さんへの開示(カルテ開示), 医療施設間の連携(病病連携,病診連携), 生涯の医療情報の蓄積(生涯カルテ),  いつでも何処でも必要な医療情報へのアクセス(ユビキタス カルテ),をインターネットで実現するITKarte(ITカルテ)をご紹介します. ITカルテはインターネット上に構築された医用データ共有システムです.医師と医師,医師と患者さんの間の医療情報共有をサポートするツールとして利用されています.はじめての人は”カテゴリー”の「ITカルテのはじまり」をご覧下さい.

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ITカルテについて良くある質問 その1
患者会員,医師会員から
● ITカルテの利用料(患者会費)は無料にならないのか?
現在患者会員は会費制で有料です.ITカルテのデータは会員である限り,継続的に蓄積されていきます.
ITカルテでは,患者会員が会員でなくなった時から一定期間をおいてデータ削除を行うことにしています.完全に無料となれば,患者会員からの退会の連絡が不確実になると考えられるため,会費制にしています.
今後,会費については料金が変更される可能性はあります.

医師会員から
● ITカルテを使うと,患者からの質問に応える義務が生じるのではないか?
これは,医師側の危惧として良く言われることです.
システム利用上の重要な注意事項の中の患者会員向けには,次のような説明がなされています.
”ITKarteのコメント機能は、医師会員に宛てた書き込みもできますが、医師会員が常に回答することを保証するものではありません。また、ITKarteに記録されている患者会員の情報を利用するかどうかは、医師の裁量に委ねられます。”

さらに,患者会員がコメントを記入するときには,毎回以下のような注意が表示されるようになっています.

【注意】ITKarteによるコメント記録は,医師に対する質問を記載することができますが,それに医師が対応することを約束するものではありません.通常,医師が個々のコメントに対応するのは,特別な場合のみです.

● ITカルテにより相談を受けた場合,それに返信した内容について責任を問われるのではないか?
他の医師から相談を受けた医師のコメントした内容が,誤診や不適切な治療であった場合に,返書を書いた医師が訴えられたりする可能性があるのではないか,ということです.
一般に,医師は自分より詳しい専門医や経験年数の多い先輩医師に相談することが良くありますが,これはITカルテがあろうとなかろうと,これまで行われてきたことです.医師から医師へ行われた相談に関しては,通常患者さんに説明を行ったり,治療を実施したりした医師が責任を持つべき事であると考えられます.それは,相談を行なう手段にはよらないと考えられます.
医療従事者がITカルテによる紹介・相談を行なう時には,紹介・相談を入力する時に以下のようなコメントが表示されます.

ITカルテによる紹介・相談において,依頼を受けた医師は,その返信内容に対して責任を持つことを表明しているわけではありません.最終的な結果責任は,直接診療を行った依頼元の医師にあります.

それでも,相談に対して,返信することに心配のある方は,相談を受け付けないようにすることがシステム上可能です.
個人情報確認と変更から,紹介・相談に関する個人情報へと進み,プロフィールの編集の中にある紹介・相談を受け付けないにチェックを入れてください.紹介者からの紹介・相談をシステムが受け付けなくなります.
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