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ITKarte (ITカルテ)

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ウェブ

久しぶりにITKarteサポートのブログにアップします.
ここ1年程の,ウェブ医療情報開示や地域連携に関する世間の興味は薄れているような感じがあります.

災害やシステムトラブルに対する医療データの外部保存については,クラウドの利用がサービスとして有るようですが,2013年から2014年にかけては,華々しい話が乏しくなったような..気のせい?

やはり,医療情報(カルテ)の利用で収益を上げることの難しさが最大の問題点のようです.
個人や社会の求めるセキュリティの高さと,それを提供できる基盤の構築と維持の費用が折り合わないのがボトルネックになっており,補助金が途切れたときから,衰退し,そのまま崩壊してしまうようです.
医療提供側にとっては,手間ばかりが増えて収益につながらない.国民にとっては,医療費だけでも高いのに,自分のカルテを見る事に対価を払う価値を感じない.というところでしょうか.

しかし,このような状況でも,できることを着々と積み重ねていくことが大切であると思います.
ITカルテは,現在も使われ続け,一歩一歩,使い勝手が良くなるように,地道な改良を行っています.ブログの更新が少なくなっていますが,サービスは継続していますのでお忘れなきようお願いします.

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Google Health(グーグルヘルス)終了

Google Health(グーグルヘルス)http://ja.wikipedia.org/wiki/Google_Health
が終了していました.
http://www.google.com/intl/en_us/health/about/
Google Health has been discontinued

Google Health has been permanently discontinued. All data remaining in Google Health user accounts as of January 2, 2013 has been systematically destroyed, and Google is no longer able to recover any Google Health data for any user. To learn more about this announcement, see our blog post, or answers to frequently-asked questions below.

パーソナル・ヘルス・レコード(Personal health record)の継続的な展開はグーグルをもっていても,難しいのかと,考える次第である.しばらく前,グーグルがこの分野に入ってきたとき,マイクロソフトも同じようなことを始めていたが,その後,進んでいる様子は見えない.
当時,ITkarteの世界はGoogleにあっと言う間に飲み込まれるかな,と考えたものであったが,事はそう単純では無かったようだ.

ここまでITカルテと付き合ってきて,このようなサービスは,無料で展開して,広告料で運営する,という営業形態が無理であるらしい.ITカルテも一時そのような事を模索したが,困難な道であることが明らかであった.
しかし,必要に思ってくださるユーザーが一定数いることも確かである.

このようなPersonal health recordは,医師が介在しないと成り立たないサービスであると思われる.ITカルテはPersonal health recordであると共に,地域連携システムである.
地域連記システムは,補助金であちこちに展開されているが,これもまた,メーカーの売り込みでは,何でもできそうなうたい文句に補助金をつぎ込む流れが続いているが,実際に有効利用される時代は未だ来ていない.

ITカルテは気長に振り向いてもらえる時を待つことになりそうである.
 

このブログの訪問者の皆様

このブログを訪問者してくださる方は,日本中からで,企業や公的機関からのアクセスが多いのは,これまでと同じようです.最近,更新の頻度が減っていたのですが,訪問してくださる方は,コンスタントにあるようです.
過去30日のログ解析では,80%以上が初めての方のようです.
最近の検索フレーズは,どこでもMy病院 問題点,DICOM JPEG変換,地域医療連携 問題点,患者プロフィール,トリアージなどが多いようです.
検索エンジンはgoogleがYahooより少し多く,ダイレクトにジャンプしてくる人が5%くらいです.ブックマークでしょうか.

訪れてくださる方には,ITkarteと似たようなシステムを作っていたり,サービスしようと考えている人や,地域連携に関与していて,その普及を目指している人がいらっしゃるのでしょう.

DICOM JPEG変換で訪れる方は,DICOMを開きたいのに開けなくて困っているのかもしれません.DICOMには基本となる規格がありますが,現在普及している頒布用DICOM CDには,個別のフリータグが入っていることが多く,情報の共有を妨げている部分があります.これはしかし,メーカーの独自性を出すための部分でもあるようです.

さて,ITカルテの機能ですが,ウェブシステムとしては,かなりの機能ができあがったと考えています.
このようなシステムの普及に,あと,何が必要かと言うことですが,
私がここまで,ITkarteに携わってきて,気がついたことは,
コンピュータシステムの整備は必要条件ではあるが,十分条件では無いと言うことです.ウェブシステム以外に,大事なことがあります.
それは,人と人とのつながりです.
ITカルテのような連携システムを使っていくためには,それを使う人の輪が最も大事です.それから,システムを利用するためのリテラシーであり,もう一つ加えるなら,利用に対するインセンティブです.

一頃,ウェブシステムを作り,クラウドを利用すれば,いともたやすく医療情報の共有ができるものと多くの人が期待していましたが,実際は,ユーザーもクライアントもかなり保守的です.この活動を始めてから,10年以上経って,やっと,割とまともに評価されるようになってきました.

電子カルテの普及が進んできていますので,これから更に,医療従事者と患者の両方に喜んでもらえるシステムにしたいと思います.
よろしくお願いいたします.

「どこでもMY病院」構想を先取りした「ITKarte」

第31回医療情報学連合大会(第12回日本医療情報学会学術大会)@鹿児島 の様子が
日経メディカルオンライン「医療とIT」日経デジタルヘルスOnlineに掲載されました.

ITカルテの特徴である
・複数の医療施設の医師の間で利用できること
・患者自身もアクセスできる仕組みであること
をしっかりご紹介いただきました.

且つ,インターネット上に医用データを置いて安全に利用するための必要条件として,
1.主治医が患者データにアクセスできること
2.関係しない患者のデータは閲覧できないこと
3.患者へのID発行が迅速にできること
4.ウェブ上にデータを持っている患者が別の医療機関を利用する際に新たな担当医がすぐにアクセス権を獲得できること
5.過去の診療に使用したデータへのアクセスが将来的にも保証されること
を記載していだきました.

”『個人に自らの医療情報を蓄積・管理する機会を提供する』という、どこでもMY病院の基本概念は、まさにITカルテのコンセプト”です.

発表の要点を簡潔明瞭に,分かり易くご紹介いただき,ライターの増田克善氏に感謝致します.
「どこでもMY病院」構想を先取りした「ITKarte」というありがたい見出し(日経デジタルヘルスOnline)までいただき,ありがとうございました.

セキュリティとITカルテ シンポジウムで

2011年12月17日
鹿児島大学医学部鶴陵会館 で
第13回 これからの病院経営と患者サービスを考える会 が催されました.
シンポジウム4題の中で,ITカルテに関しては,
「患者への医療情報開示もできる地域連携システム -ITカルテ -」
が発表されました.
特別講演は,東京大学大学院 情報環・学術情報府の山本隆一先生による
「個人情報保護法に関する医療分野の個別法の検討」でした.
 
シンポジウム後の討論会で,医療情報をネットワークで遣り取りする場合のセキュリティレベルの話として,山本隆一先生にお話を伺うことができました.
以下は,その中で特に私が重要であると考えたことの要旨です.
・ ITカルテのようなB to Cの遣り取り(センターと医師,センターと患者)はSSLで良いと考えている.センター間(データセンター間)の通信は少なくともVPNが必要であろう.
・ 患者に医師が情報開示を行い,それを患者の了解の下にセンターサーバにアップすると言うことであれば,データを遣り取りする医師の所属する施設責任者の事前の文書による了解が必要であるとは考えない.
この2点は非常に意義のあるお話であったと考えます.
 
医療ITの世界では,やたらと自分たちで自分たちの手足を縛っているような部分があり,他人にやらせないし,自分もやらない,といった雰囲気がありますが,技術的な可能性と運用をうまく組み合わせる必要があると考えます.

私,不勉強で知らなかったのですが,山本隆一先生は,あの「どこでもMY病院」構想つまり日本版EHR事業の推進委員会構成員でいらっしゃいました.

※EHR(Electronic Health Record):
個人が自らの医療・健康情報(診療情報・健診情報等)を「生涯にわたって」電子的に管理・活用できる仕組み

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