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ITKarte (ITカルテ)

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ITカルテのはじまり その6

漸く,医用データ管理システムの基本構想ができたのは,2002年の秋でした.

このシステムの重要な特徴は,患者さんが医師に診察を受ける状態をシステムに認識させるために導入した診察キーです.患者の管理する診察キーを,ログイン状態の医師がシステムに入力しすることにより,患者と主治医の関係が,成り立っていることをシステムが認定するような感じです.
そしてもう一つの特徴が,データの塊ごとに,アクセス権の記録されたタグを付けたことです.これにより,タグにアクセス権が記録されている利用者がデータを日付順に串刺しにしてカルテができるような構造になりました.

ところで,システムのアイデアは固まったのですが,このようなウェブ画面と背景にデータベースを持つようなシステムを作ることは,そう簡単ではありませんでした.
医師達は,電子カルテを作っているメーカーや,これから作りそうなメーカーなど,大きな会社や中くらいの会社,そして小さな会社に,様々な手段でお願いしてみましたが,このシステムを作ってみましょうと言ってくれる会社はとうとう現れなかったのです.

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