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2011年12月17日
鹿児島大学医学部鶴陵会館 で
第13回 これからの病院経営と患者サービスを考える会 が催されました.
シンポジウム4題の中で,ITカルテに関しては,
「患者への医療情報開示もできる地域連携システム -ITカルテ -」
が発表されました.
特別講演は,東京大学大学院 情報環・学術情報府の山本隆一先生による
「個人情報保護法に関する医療分野の個別法の検討」でした.
シンポジウム後の討論会で,医療情報をネットワークで遣り取りする場合のセキュリティレベルの話として,山本隆一先生にお話を伺うことができました.
以下は,その中で特に私が重要であると考えたことの要旨です.
・ ITカルテのようなB to Cの遣り取り(センターと医師,センターと患者)はSSLで良いと考えている.センター間(データセンター間)の通信は少なくともVPNが必要であろう.
・ 患者に医師が情報開示を行い,それを患者の了解の下にセンターサーバにアップすると言うことであれば,データを遣り取りする医師の所属する施設責任者の事前の文書による了解が必要であるとは考えない.
この2点は非常に意義のあるお話であったと考えます.
医療ITの世界では,やたらと自分たちで自分たちの手足を縛っているような部分があり,他人にやらせないし,自分もやらない,といった雰囲気がありますが,技術的な可能性と運用をうまく組み合わせる必要があると考えます.
私,不勉強で知らなかったのですが,山本隆一先生は,あの「どこでもMY病院」構想つまり日本版EHR事業の推進委員会構成員でいらっしゃいました.
※EHR(Electronic Health Record):
個人が自らの医療・健康情報(診療情報・健診情報等)を「生涯にわたって」電子的に管理・活用できる仕組み
鹿児島大学医学部鶴陵会館 で
第13回 これからの病院経営と患者サービスを考える会 が催されました.
シンポジウム4題の中で,ITカルテに関しては,
「患者への医療情報開示もできる地域連携システム -ITカルテ -」
が発表されました.
特別講演は,東京大学大学院 情報環・学術情報府の山本隆一先生による
「個人情報保護法に関する医療分野の個別法の検討」でした.
シンポジウム後の討論会で,医療情報をネットワークで遣り取りする場合のセキュリティレベルの話として,山本隆一先生にお話を伺うことができました.
以下は,その中で特に私が重要であると考えたことの要旨です.
・ ITカルテのようなB to Cの遣り取り(センターと医師,センターと患者)はSSLで良いと考えている.センター間(データセンター間)の通信は少なくともVPNが必要であろう.
・ 患者に医師が情報開示を行い,それを患者の了解の下にセンターサーバにアップすると言うことであれば,データを遣り取りする医師の所属する施設責任者の事前の文書による了解が必要であるとは考えない.
この2点は非常に意義のあるお話であったと考えます.
医療ITの世界では,やたらと自分たちで自分たちの手足を縛っているような部分があり,他人にやらせないし,自分もやらない,といった雰囲気がありますが,技術的な可能性と運用をうまく組み合わせる必要があると考えます.
私,不勉強で知らなかったのですが,山本隆一先生は,あの「どこでもMY病院」構想つまり日本版EHR事業の推進委員会構成員でいらっしゃいました.
※EHR(Electronic Health Record):
個人が自らの医療・健康情報(診療情報・健診情報等)を「生涯にわたって」電子的に管理・活用できる仕組み
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