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ITKarte (ITカルテ)

医療情報,医用データの患者さんへの開示(カルテ開示), 医療施設間の連携(病病連携,病診連携), 生涯の医療情報の蓄積(生涯カルテ),  いつでも何処でも必要な医療情報へのアクセス(ユビキタス カルテ),をインターネットで実現するITKarte(ITカルテ)をご紹介します. ITカルテはインターネット上に構築された医用データ共有システムです.医師と医師,医師と患者さんの間の医療情報共有をサポートするツールとして利用されています.はじめての人は”カテゴリー”の「ITカルテのはじまり」をご覧下さい.

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このブログの訪問者の皆様
このブログを訪問者してくださる方は,日本中からで,企業や公的機関からのアクセスが多いのは,これまでと同じようです.最近,更新の頻度が減っていたのですが,訪問してくださる方は,コンスタントにあるようです.
過去30日のログ解析では,80%以上が初めての方のようです.
最近の検索フレーズは,どこでもMy病院 問題点,DICOM JPEG変換,地域医療連携 問題点,患者プロフィール,トリアージなどが多いようです.
検索エンジンはgoogleがYahooより少し多く,ダイレクトにジャンプしてくる人が5%くらいです.ブックマークでしょうか.

訪れてくださる方には,ITkarteと似たようなシステムを作っていたり,サービスしようと考えている人や,地域連携に関与していて,その普及を目指している人がいらっしゃるのでしょう.

DICOM JPEG変換で訪れる方は,DICOMを開きたいのに開けなくて困っているのかもしれません.DICOMには基本となる規格がありますが,現在普及している頒布用DICOM CDには,個別のフリータグが入っていることが多く,情報の共有を妨げている部分があります.これはしかし,メーカーの独自性を出すための部分でもあるようです.

さて,ITカルテの機能ですが,ウェブシステムとしては,かなりの機能ができあがったと考えています.
このようなシステムの普及に,あと,何が必要かと言うことですが,
私がここまで,ITkarteに携わってきて,気がついたことは,
コンピュータシステムの整備は必要条件ではあるが,十分条件では無いと言うことです.ウェブシステム以外に,大事なことがあります.
それは,人と人とのつながりです.
ITカルテのような連携システムを使っていくためには,それを使う人の輪が最も大事です.それから,システムを利用するためのリテラシーであり,もう一つ加えるなら,利用に対するインセンティブです.

一頃,ウェブシステムを作り,クラウドを利用すれば,いともたやすく医療情報の共有ができるものと多くの人が期待していましたが,実際は,ユーザーもクライアントもかなり保守的です.この活動を始めてから,10年以上経って,やっと,割とまともに評価されるようになってきました.

電子カルテの普及が進んできていますので,これから更に,医療従事者と患者の両方に喜んでもらえるシステムにしたいと思います.
よろしくお願いいたします.

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