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ITKarte (ITカルテ)

医療情報,医用データの患者さんへの開示(カルテ開示), 医療施設間の連携(病病連携,病診連携), 生涯の医療情報の蓄積(生涯カルテ),  いつでも何処でも必要な医療情報へのアクセス(ユビキタス カルテ),をインターネットで実現するITKarte(ITカルテ)をご紹介します. ITカルテはインターネット上に構築された医用データ共有システムです.医師と医師,医師と患者さんの間の医療情報共有をサポートするツールとして利用されています.はじめての人は”カテゴリー”の「ITカルテのはじまり」をご覧下さい.

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DICOM CDの取り扱い

最近,医療施設の間で画像をやり取りするために,CDに保存されたDICOM画像ファイルを利用することが増えています.データを出す医療施設ではフィルムレスでフィルム代がかからないので良いのでしょうが,受け取る側の医療施設では困った問題が生じています.
1.DICOMビュワーがCDに同梱されているのですが,ビュワーの種類が施設毎に違うので上手く使えない.
2.複数の検査を同時に見ることができない.
3.ファイルを開けてみないと何が入っているのか分からないが,開けるのには時間がかかる.
4.あまりにもたくさんの画像を一つのCDに入れてあるため,圧縮され画質が役に立たないほど劣化している.
5.ビュワーが立ち上がらない.
6.専用ビュワーでしか読めないファイル形式になっている.
7.受け取ったCDの保管がやっかい(保管しても見ることが非常に面倒になる).
などです.
特に,5と6が同時に発生すると,内容を見ることができません.

ビュワーが立ち上がるときに”これは医療情報として利用することはできません.診療には使用しないでください”と宣言して立ち上がるビュワーがあります.薬事法による承認を経ていない「医療機器」という事でしょうが,もっと別な表現はできないものでしょうか.笑ってしまいます.

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