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「重点計画-2008(案)に関する意見」6

医療の情報化のための共通基盤の整備における画像や器機の規格に関しては,規制緩和を進め,安価な汎用品の利用に道を開くべき.

  システムや器機の規格について
一般的に医療用の材料や製品は,汎用品に比べて高価である.理由は様々であり,詳細は割愛するが,大きな問題として,「必要以上の性能を規格として採用している」部分がある.現在医療画像の中心となっているCT, MRI等の画像情報はビットマップデータとして生成されている.これらのデータは,通常用いられるTIFF, JPEG等の画像データを汎用モニターで再生しても医療に耐えうる.医学領域の学会発表で使用される画像はこれらであり,十分医学的な議論が行われている.現在使用されているCT, MRI器機で撮影された画像をJPEGで保存し,通常のモニター画面で再現したものは,過去の器機で撮影された画像をDICOM規格で保存し,精細モニターで再現したものより数段明瞭である. ITに関する画像や器機の規格に関しては,規制緩和を進め,安価な汎用品の利用を促進すべきであると考える.
現在は、薬事法にて特に医用画像を扱う機器について、不要なまでの厳しい機器要件が設定されており、全くの無駄なコストが必要になっている。
例えば、一昔前の薬事法で認可されていた機器と同等以上の性能の機器であるにも関わらず、「認可」された機器でなければ、薬事法には適合しないことになる。
さらに、保険医療における制限はさらに厳しい。そのため、地域中核病院(もしくは大学病院)に勤務している医師が離島へき地の医師を支援したくとも、「薬事法に適合した機器を利用した支援でなければ点数が算定出来ない」、「ネットワークがISDNしか存在しないため、薬事法で規定するDICOMの画像では転送に時間がかかり、緊急の要請に答えられない。」等の問題が発生し、結果として中核病院(大学病院)側は無料奉仕にならざるを得ない。これではとても遠隔医療支援が広まるとは思えない。
遠隔医療は、画像診断だけではなく、遠隔医療相談も行われる。つまり、高精細なX線画像に何が写っているかを見極めることだけが重要なわけではない。依頼がある場合、現地の医師は、そこに何が写っているかは分かっていることが殆どであり、手術(受け入れ)の可否や治療方針に関する問い合わせが主となる。したがって画像の質については、具体的な数値的な基準を設け、過度の認可制を撤廃すべきである。
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